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ガラス加工 正しい成形・良い品質/熱電対と放射温度計の温度が一致しない

【JSメールマガジン 201602】
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┃ジャパンセンサーメールマガジン 【 2016年2月号 】
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いつもジャパンセンサーメールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
ジャパンセンサーメールマガジン 2016年2月号をお届けします。

★ 目次 ★……………………………………………………………………………

1.【製品情報】正しい成形・良い品質を保ち効率良くガラス加工を行うには?

2.【特集】「熱電対と放射温度計の温度が一致しない」なぜなぜ?

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【製品情報】
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◆正しい成形・良い品質を保ち効率良くガラス加工を行うには?
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ガラス加工時に安定して測定!バーナー加熱中でも測定可能な放射温度計の
ご紹介です。

ガラスには、最も広く使用されているソーダ石灰ガラス、耐熱ガラスとして
用いられる硼珪酸ガラス、光学ガラスとしても用いられ使用温度が高い
石英ガラスなどいろいろな種類があります。

一升瓶などの酒瓶類は溶融したガラスを型で成形して作りますが、小さい薬瓶や
照明ランプ類は、ガラス管をバーナーで加熱しながら底を丸めて飲み口部分を
作ったり、電極を挿入後封止したりします。

通電加熱や高周波加熱ではガラスを加熱することができないので、ガラスの
二次加工時にはバーナーが付きものです。

このような状況下で一般的な放射温度計で測定すると、バーナーの影響を
まともに受けて非常に高い値を示してしまいます。

バーナーの影響を出来るだけ軽減してガラス温度を測定するのが、ガラス用の
放射温度計です。

ガラス素材は、一般的に赤外線領域の5μm付近から長波長域は全く不透明と
なりますが、7.5~10μm付近では表面反射が強くなります。

そのため、ガラス用放射温度計は一般的に4.8~5.6μm前後と波長を限定し、
バーナーやガラス表面からの影響を受けないように工夫を凝らしています。

たとえば、石英ガラスを加工してハロゲンランプなどを製造する場合、
加工温度が2000℃を超えるので酸水素バーナーで加熱をします。

真っ赤になったガラスがバーナーの炎に包まれている状況でも、波長を限定した
放射温度計なら正確にガラスの温度を測定することができるのです。

==ジャパンセンサーのガラス用 放射温度計 TMHX-CGシリーズ===

◆ガラス用 放射温度計 TMHX-CG2400(H) シリーズ 温度範囲:50~1200℃
http://goo.gl/Hx4fvC

◆ガラス用 放射温度計 TMHX-CGE1200(E) シリーズ 温度範囲:50~2400℃
http://goo.gl/hF4Bzk

ガラス加工時に放射温度管理を行えば、正しい成型ができ、良い品質を保てます。
効率よく良い製品を製作するために、放射温度計での品質管理をおすすめします。
まずはお気軽にデモ機をご使用ください。

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ご相談がございましたら、
【放射温度計の老舗ジャパンセンサー】までお気軽にご連絡ください!

本社(東京):03-6716-8877 / 大阪営業所:06-6304-7335

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【特集】
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◆「熱電対と放射温度計の温度が一致しない」なぜなぜ?
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ジャパンセンサーの技術部2課です。2課では、製品の開発を主に行っています。
今回は、お客様からのお問い合わせを紹介します。是非参考にしてください。

よくあるお問い合わせのひとつに、
(T_T)「熱電対と放射温度計の温度が一致しない」という質問があります。

放射温度計を検討しているお客様が熱電対と比較して性能を評価することは
多々あります。

ワークに貼り付けて簡単に温度を測れる熱電対ですが、正しい温度を測るのは
意外と難しいのです。

そこで・・・
今回は熱電対で正しい温度を測るために気をつけたいことを紹介します。

1.熱電対の方がワークより熱容量が小さい場合、熱電対の方が温度変化が速くなります。
熱電対がワークにしっかりと接触していないとその傾向が大きくなります。

【対策】→ワークに穴を空けてワークの内部で熱電対を接触させるようにする。

2.熱電対の温接点をよじって接続している場合、初めに接触した部分が
温接点になるのでそこがワークに接触していないと正しい温度が測れません。

【対策】→上記を踏まえて温接点をワークにしっかりと接触させる。

3.フッ素樹脂テープで熱電対を貼り付けた場合、ワークの温度が上がると
テープが柔らかくなって熱電対とワークの接触が甘くなってしまう。

【対策】→アルミ粘着テープでしっかりと固定する。

また、熱容量が小さいワークを測る場合、貼り付けた熱電対によって熱が奪われ、
ワーク本来の温度を低くしてしまうことがあります。

そのようなワークに対しては放射温度計での測定が適しています。

是非 熱電対と放射温度計を比較する場合は上記のことを気をつけて測定して
みてください。

温度の測定についてご相談がございましたら、
【放射温度計の老舗ジャパンセンサー】までお気軽にご連絡ください!

本社(東京):03-6716-8877 / 大阪営業所:06-6304-7335

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