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よくあるご質問

移動するワークを放射温度計で測定するコツを教えてください。【放射温度計について】

【移動ワークの測定】

放射温度計では移動しているワークや回転体の温度測定が可能です。
[応答時間]
この場合、最低限必要な応答時間t(S)はつぎの関係式で求まります。

計算例)
L=12(mm)、D=φ3(mm)、S=0.1(m/S)とすると
t=(12/1000-2×3/1000)/0.1=0.06(S)=60(mS)
となり、応答時間が60(mS)より速い温度計を選定する必要があります。この場合応答時間の
規定は0~90%以上とします。応答時間が60(mS)より十分速い温度計を選定した場合、
スムージング機能により応答時間を60(mS)に近づけることにより、ノイズを低減でき安定した
温度測定が可能となります。

[ピークホールド、サンプルホールド]
ワークが間歇的に移動してくる場合は、温度が断続的に測定されますのでワーク温度の識別が
困難になります。このような場合、ピークホールドまたはサンプルホールド等の信号処理により
ワーク温度を識別します。

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