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◆ジャパンセンサー放射温度計の便利な補正機能のご紹介!◆

<便利な補正機能のご紹介>

接触せずに温度を測定できる便利な放射温度計ですが、

正しく補正を行えばさらに精度よく温度を測定することが出来ます。
今回はジャパンセンサーの温度計にそなわっている補正機能をご紹介いたします。

 

〇放射率

一言で言うと『赤外線の発しやすさ』です。

温度に見合った赤外線を放射していない物体は放射率が低いと言えます。
放射率は物体によってまちまちで人間の皮膚のように放射率が高いものもあれば、
金属のような放射率の低いものもあります。
それぞれにあった放射率を設定してあげることで正しい温度を測定する事ができます。

 

〇反射補正

『外乱光の影響を補正する』のに大変役立ちます。
外乱光とはワークのそばにある熱源で、ワークに反射して温度計に入光する余分な赤外線エネルギーです。
放射率が低い物体ほど反射成分が増え外乱の影響を強く受けてしまいます。
そのためジャパンセンサーの反射補正機能は放射率が低ければ低いほど
より補正が強く効くようになっています。

 

〇室温反射補正

『室温付近の温度を測定できる温度計』に搭載されている機能です。
放射率の低い冷たいワークの温度を測定するときには
部屋の温度も外乱光となってしまいます。
反射補正と同じ原理で温度計内能の温度センサで部屋の温度を測定して補正します。

 

〇センサ補正スパン

ミラーや窓材などを取付けることにより減衰する
『赤外線エネルギーを補正する』ことができます。

 

〇センサ補正ゼロ

『設定した温度をそのまま増減する』ことができます。

熱電対の測定値と温度計の測定値を同じにする場合等、
あと少しで温度が一致するのに・・・といったときに使用すると便利です。

以上の機能を使用した温度測定の用途をご紹介しております。

 

 

 

そのほか過去にお問い合わせがありました内容を載せております。

 

 

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後ともジャパンセンサーをよろしくお願い申し上げます。


 

 

 

 

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