価格:150,000円~
RoHS対応 CEマーキング適合
製品の特長
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石英ガラス越しの温度測定が可能
石英ガラスを透過する波長3.0~4.0μmを使用していますので、石英ガラス越しでの測定が可能です。TMHX-CQE0500(E)シリーズなら石英管内の流体温度も外から計測できます。
これまで測定温度範囲が100℃~の製品はありましたが、TMHX-CQE0500(E)シリーズはより低温の50℃~測定ができますのでご使用の幅が広がります。
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ランプ光の影響を受けにくくしワークの温度のみを測温
ランプ加熱したワークの温度を測定する際には、ランプ光(近赤外線エネルギー)の影響を排除する事が必要となります。ランプ光の温度を測定しないようにするためです。
TMHX-CQE0500(E)シリーズは、近赤外線波長のおよそ 0.7~2.5μmを使用せず、ランプの光の影響を受けない様にしました。
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InSb(インジウムアンチモン)素子採用で性能と安定性が大幅アップ
従来のサーモパイル素子は赤外線をいったん熱に変換してから電気信号に変換するため、応答時間短縮に限界がありましたが、TMHXシリーズはInSb(インジウムアンチモン)素子を採用することで、赤外線をそのまま電気信号にダイレクト変換。常温測定にて世界最速の応答時間を実現し、測定時間が大幅に短縮されました。
また、安定性も大幅に向上しています。InSb(インジウムアンチモン)素子により 2~6.8μmの間の短い波長を使用しているため、金属(鉄、SUS、クロム等)の温度測定時に従来より2倍近い数値の放射率設定値が期待でき、さらなる安定性が見込めます。
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同光軸LED照準方式で位置合わせが簡単
「同光軸LED照準方式」は、温度測定範囲が目で見た状態に近いため、位置合わせが簡単にできます。測定範囲をワークの測定部分に適切に合わせられる為、長距離でも正確な温度測定が可能です。また、ワークをはみ出して設置していないかのチェックも可能です。
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コスト削減に
アナログ出力標準装備のため、表示器は必ずしも必要ではありません。複数台の使用の場合は費用を節約できます。
以下のオプションがあります。
パラメータ設定器PWCX;1台あれば複数台の温度計のパラメータを設定できます。温度表示機能付きです。
USB-RS232C変換器PWUX;PCに接続して温度計のパラメータを設定できます。無償版ソフトPWSX-Fと組合わせて使用します。PC上で温度表示も可能です。
パラメータ設定セットPWZX;PWUXと有償版ソフトPWSXのセット品です。無償版ソフトPWSX-Fの機能に加え、PC上へのパラメータ保存、測定値のグラフ表示が可能です。
表示設定器TMCXシリーズ;もちろん表示設定器も使用可能です。温度計と表示設定器を組み合わせることで多彩なオプション機能が追加されます。
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設置環境を選びません
アルミボディを採用することにより、堅牢性、耐熱性、耐薬品性がアップし、IP67相当の防塵構造です。左右対称設計なので設置もしやすくなりました。また、ケーブル線を太くし断線対策も強化しています。
さらに豊富なアクセサリが揃っていますので、過酷な環境下でも安定した測温ができます。
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安心の長寿命
駆動部品(モーター)が無い為、これまで必要だった定期的な交換や修理が 必要なくなり、安心して長期ご使用いただけます。
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CEマーキング適合品
CEマーキングに適合していますので、ヨーロッパ向けの既存設備・装置に温度計だけ後付でも手続きが簡単です。