ホーム > 用途事例 > インサートナット圧入前の温度管理

インサートナット圧入前の温度管理

自動車の外装のドアグリップや内装部品、エンジンのインテークマニホールドなど、多岐にわたるインサートナットの圧入作業。正しい温度で圧入しないと、ナットの抜けなどの問題が起こるため温度管理が必要です。

インサートナット圧入前の温度管理のイメージ

高周波または通電で加熱されたインサートナットを圧入する際の温度管理

目的

・高周波誘導加熱装置などで加熱されたインサートナットが、規定の温度まで正常に加熱されたかを確認したい。

・インサーナット圧入時にナットの温度が低すぎる場合、樹脂が十分に溶けない。しかし圧入時の力でそのまま圧入されてしまうことがある。 樹脂が溶けていないため、十分な強度が確保できず、トルクをかけるとすぐに抜けてしまう。この状態の時は、正常品とあまり見分けがつかないため、市場に出回ってしまう可能性が高い。そのため、温度管理をして規定の温度になるか全数チェックする必要がある。

お客様からの要望

温度上昇が非常に速いため応答速度の速い温度計が必要。
インサートナットは真鍮やメッキされているが、そのような放射率が低い材質でも正確に温度測定したい。
加熱装置、圧入装置は比較的コンパクトにまとめられているものが多いので、センサーヘッドは出来るだけ小さく設置しやすいものが必要。

目的にあった機種はこちら

選定された機種

ジャパンセンサー製品で正しい温度を計測すると、
・不良品がなくなる。
・正しい温度で圧入すればナットを壊す事がなくなる。
・ナット抜けがなくなる。

などきちんとした品質管理が出来るようになります。

FTKXシリーズであれば応答速度が最速0.0001秒なので加熱速度が速くても温度測定が可能です。
TMHX-CHEシリーズやFLHXシリーズは、応答速度が最速0.001秒です。

また、FTKXシリーズ・FLHXシリーズの測定波長は1μm前後であるため一般的な放射温度計よりも金属の温度測定に適しています。

FTKXシリーズは、ヘッド部とアンプ部が分離しているためヘッド部が非常にコンパクトで狭いスペースでも設置可能です。
測定スポットが小さいからコイル越しに測れ、横からの測定も可能で測定場所を選びません。